声なき値上げの足音

  1. 建設関係は資材の価格上昇の波
  2. セブンイレブンのからあげ棒
  3. ほっともっとのかつ丼
  4. 100円(だった)パックのお茶

 

  1. 建設関係は資材の価格上昇の波
    タナオの本業は建設関係の資材販売の営業です。昨年末から中国でのコロナの回復ショックということで需要が高まり、鉄関係の値段が急激に上がってきてました。下がることなく、更に年末にかけての価格が上がることが予想されます。同時に、車を運転される方もお気づきの様にガソリンの値段が今秋から上昇してます。これはつまり、石油関連製品も軒並み価格上昇という流れで、今の時期は例年になく値段が上がりまくってました。
    これってつまり、建設関係の初期投資の費用が上昇するので、事業用建築の施主さん方の事業計画の刷新が求められるということです。

    「なんだか、これがあらゆる商品の物価上昇につながったら嫌だなー」
    なんてことをヒシヒシと感じてました。

    そして、先日お昼ご飯を買いに行ったセブンイレブンでちょっとびっくりする事態が。

  2. セブンイレブンのからあげ棒
    最近ロカボを意識した食事をしてまして、ロカボって本当に何食べていいか分からなくなりますね。軒並み糖(米、砂糖、小麦粉)が使われているものばかり。苦肉の策で、この日のお昼ご飯はウイダーインゼリーとからあげ棒にすることにしました。ショーウインドウ越しに見ためちゃめちゃ久しぶりのからあげ棒(学生の頃は狂ったように食べてました)にどことなく違和感を覚えます。
    いざ、営業車に戻ってパクっと一つ頬張る。

    「え、ちっさ」

    懐かしいからあげ棒はからあげ棒じゃなくなってる、と感じるほどに小さくなってました。そして何だか硬くて損した気分。もどかしい気持ちを持ちつつ、それでもロカボ中の僕には、満たされるだけの油感がありました。(ロカボロカボ言ってるけど、何か間違っている気もする)

  3. ほっともっとのかつ丼
    そんなもどかしさを忘れ去っていた週末。父から「家の用事を手伝って欲しいので、昼前に弁当買って集合」とのおねだりがあり、ほっともっとで弁当チョイスして実家に向かいました。
    家の用事は外仕事だったけれど、空模様があいにくのお天気。さっさと昼飯食べて、作業をしようということで、かつ丼をパクつきます。

    「え、肉うっす」

    これまた久しぶりに食べた、ほっともっとのかつ丼だったけれど。お肉の薄さが驚愕でした。値段はキャンペーン中という事で安かったのだけれど、僕の中のほっともっと美味しさの安定感を気持ちよく裏切ってくれました。トホホ

  4. 100円(だった)パックのお茶
    そして今日は妻より「何か飲み物かってきてーん」というおねだりにより、コンビニの店内を徘徊してました。ふらーっと眺めていたパックの1リットルお茶。そうそうこの100円のヤツ。...じゃない。
    単価が107円になってて、それの税込み表示が118円。
    最初の107という表記が税込みだと思ってたけど、単価だった。恐らく、税込表示の流れに合わせて価格を上昇させていたのだろうけれど。

    なんだかどれもこれも、既に声なき値上げを実行してて、ちょっとぞっとしました。そして、冒頭にあるように、更なる価格上昇が予想されます。

    インフレになるなら収入もガツンと上がるように、世間様も僕ももっと頑張ろうと思うのでした